自分のスキルを活かして、お家でまたは小さなオフィスで仕事をする方が増えています。

例えば、お料理教室・語学教室・保険の相談・話し方教室・手芸教室など・・

そのような形態のサイト作りには、特徴があり、下記の流れでプランを考え、進めていくと良いでしょう。

サイトの目的はなにか、を考えよう

一概に「ホームページ」と言っても

  • 見込み客にあなたのビジネスをアピールするものなのか
  • 金銭のやり取りが発生するものなのか(物販やサービスの販売をする)
  • あなた自身、もしくはあなたのビジネスの内容がしっかり伝わるプロフィール的なサイトが良いのか
  • すでにお客様の方だけに向けたサイトにすればいいのか
  • BtoBにつながるようなサイトにしたいのか

など、誰に見てもらいたくて、閲覧者に何を伝え、どんなアクションを促すのか、によって作りは変わってきます。

サイトの目的を見極めて、その上で優先順位を決めて、緊急性の高いものを手にする準備を整えましょう。

必要なページを見極めよう

トップページ/トップページは全体のイメージ作りと他のページへわかりやすく誘導する役割
アバウトページ/自己紹介ページ。自分のこと、自分のビジネスや講座についての特徴を紹介するページ
メニュー(プラン)ページ/提供するメニューに料金がある場合、内容や金額の一覧を掲載し、お客様がどのプランを選ぶべきか説明するページ
よくある質問/申し込む前後でよく届く質問にQ&A形式で答えてあげるページ。絶対必要というわけではありませんが、申し込もうか迷っているお客様によとっては、問い合わせをするハードルを低くしてあげましょう。
予約ページ/あなたの講座を申し込むページです。カレンダー付きの予約フォームがベターです。ワードプレスのプラグインで作るのもあり、別のサービスを使ってリンクを張るのもあり。
問い合わせページ/申し込みフォームとは別のお問い合わせ専用のフォームを用意しましょう。お客様の他、ビジネスのご提案や広告の提案が届く可能性があります。
ニュース(ブログ)/営業時間の連絡やイベントなどあなたのビジネスのニュース的な内容をブログ形式で更新するページです。固定の内容のページをずっと公開するよりも、ブログ(日記)形式で公開することにより、アクセスアップも狙えます。
サイトマップ/サイトの内容を俯瞰で見れるサイトマップ。お客様の見たいページに誘導することを目的にしています。自動で更新されるように仕組化しておくのが理想
プライバシーポリシー/ブログ型のページにはコメント欄がありますし、お問い合わせや予約でも個人情報の入力が必要になります。プライバシーポリシーは昨今ではあって当たり前のページ。サイト所有者としてプライバシーに関する法律を守りますよ、と宣言するものです。

大体これらが必要なページになります。サイトマップやプライバシーポリシー、お問い合わせフォームなどは型にはまっていますから、一度作ってしまえばそれほど更新は必要ではありません。(お問い合わせフォームは見直しはちょくちょく見直しをした方が良いです)

これらの他に、メールマガジンをする人はメルマガ登録ページが必要だったり、写真で見せるフォトギャラリーページが欲しい場合もあります。

連動するSNSも準備しよう

昨今では、ホームページだけではなく、インスタグラムやツイッター、FacebookなどのSNS(ソーシャルネットワークサービス)での露出も重要になってきています。

ホームページができた際に、それを知らせる先(フォロワー)がいるのといないのとでは、最初の一歩が全く違います。

まだ各種のアカウントを持ってない場合は、アカウントの取得やフォロワーの獲得を並行して行っていくのをお勧めします。

ビジネスサイトはどのように作るのがベストか

集客の方法としては、様々な媒体があります。

申込フォームやDMさえあれば、インスタグラム、ツイッターなどのSNSから直接申込をいただくことも可能です。

また、自分のサービスや店舗などの最新ニュースは、ブログさえあればいいので、わざわざお金のかかる(レンタルサーバー代 月額500円~1000円程)を用意して、ワードプレス(サーバーインストール型コンテンツマネージメントシステム)を入れなくても良く、無料のアメブロやライブドアブログなどでもいいです。

ただ、「自由度の高さ」・「ブランディング」という意味では、やはり独自ドメインを用意して、【自分(ビジネス)のポータルサイト】を持つ方がブランディングの面やビジネスの信頼度が高まるものです。

なぜなら、無料のブログやSNSは、結局は媒体を【借りている】のであって、そのメディアのルールに乗っ取って活動をしなければなりません。

自分のビジネスを紹介しているのに、他社の広告が入ることもありますし、「営利目的のビジネス禁止」と一言言われてしまえば、【自分のメディア】は消滅してしまいます。

また、特にSNSは誹謗中傷や嫌がらせ、乗っ取りなどのリスクもあります。

「その場所が使えなくなった」、「居心地が悪くなった」、からといって引っ越しをしてしまうと、すべてゼロからやり直しになってしまうのです。

そういう意味では、特にビジネスの場合、ひとつ自分の住所を持ち、しっかりとメッセージやお伝え事項を固め、申し込みの入り口を持っておき、ブログやSNSから誘導する、というのが良い方法だと考えます。

レンタルサーバー代もかかりますが、信頼を高める代金だと思えば、高い出費ではないはずです。

無料ブログやSNSは賃貸。独自ドメインのワードプレスサイトはオリジナル設計の一軒家と思いましょう。
賃貸はいつ出て行ってくれ、と言われてもおかしくありませんし、決まったルールも多い集合住宅と考えればイメージがしやすいでしょう。

独自ドメインを持ったとして、ホームページを作る方法はいくつもあります。

最近はCMSと言われる、特別なソフトウェアなどは不要でブラウザ上で作業ができるワードプレスを使うことが多いですが、ワードプレスじゃなければいけない、というわけでもありません。

ただ、いくつかの組み合わせや手段で、ワードプレスでビジネスサイトを構築する、というのが総合的にはベストだと考えます。

自由度の高さや使っている人の多さ(HOWTOが多い)を考えると、ワードプレスを使うと便利なことが多いよ!、という形なわけですね。

必要なツールを用意する

ホームページ作成に必要なのが以下です。無料のものもあれば有料のものもあります。

レンタルサーバー:ホームページのデータを収納し、インターネット上に公開するための場所。容量や機能にもよりますが、大体月500円~1000円程度
当方でおすすめするのは、エックスサーバー か ロリポップですが、ビジネス使用でしたら、中級者向けのエックスサーバーにした方がやりたいことを進められるでしょう。

独自ドメイン/ホームぺージの住所のようなものです。取得料はドメインの種類によります。.comや.netなど一般的なドメインなら、取得料は1000円前後。年間の維持費は2000円前後が多いです。レンタルサーバーとは別にドメインサービス会社があって別々に取得することができますが、最近はレンタルサーバーと一緒に取得すると、維持費が永久無料などパックになったプランもあるので、一緒に取得すると良いでしょう。

使用したい画像やテキスト/ホームページに掲載したい画像やテキストを準備しましょう。テキストは実際に作りながら入力しても良いですが、先にある程度決めておいた方が、時間短縮になります。画像は実際に撮影した画像の他、無料で使えるイメージ画像なども多いので探しておくのをおすすめします。
※「瞬速」では無料で使える画像サービスとワードプレスを紐づけて、シームレスに挿入できるように工夫が施されています。